飲食店を中心に広がる「24時間営業撤退」の動き

24時間営業の飲食店、特にファミレスなどが24時間営業から撤退するというニュースが流れていた。ロイヤルホストは数年前から24時間営業を廃止してたが、ジョナサンやガストなども24時間営業の縮小を発表したそうだ。

1.長時間労働の問題
2.人手不足
3.深夜帯の利用客減少

ファミレスにおける24時間営業からの撤退の理由はざっくりこの3つに分けられるのではないかと思ってる。昨今の長時間労働からのメンタル不調や様々な問題、人口の減少などによる慢性的な人手不足、そして利用客減少。ファミレス24時間営業撤退の大きな理由は上記の中でも2、3であろう。

社員スタッフや店長などは長時間労働を強いられていることが多いが、大手広告代理店での事件に端を発し、大きな社会問題になっている長時間労働。飲食業界でも昔からこのような長時間労働は日常茶飯事になっており、昨今の問題を受けて改善せざるをえない状況なのではないかと思われる。

しかしそれよりももっと根本的に問題になっているのが人手不足である。飲食業界に限ったことではなく、コンビニなどでも24時間営業を見直す動きもあり、特に深夜帯の人手不足が顕著となっているようだ。

そして収益性の問題も大きい。私が若い頃は深夜にファミレスで友達と朝までしゃべったりすることは多かった。しかし最近ではそういう若者も減っているという話もある。元々深夜帯は回転率も悪いだろうし、お店側としては「サービス」の部分が大きかったのかもしれない。しかし、構造的な問題や社会的な問題から24時間営業の必要性が減った現代、24時間営業のニーズも減り、廃止に動く合理的な理由が存在するのだろう。

photo credit: Szoki Adams Family Night at Subway via photopin (license)